ARK STUDIO

profile

 

羽木みどり
京都工芸繊維大学工芸学部住環境学科卒
AZinstitute環境研究所、竹下建築設計室、
トリフォイル室内建築設計室を経て
ARK STUDIOを開設

茶之木宏次
京都工芸繊維大学工芸学部住環境学科卒
出江 寛建築事務所を経て
ARK STUDIOを開設

 
建築への思いをお聞かせください。


私たちは、飛躍的な科学技術の進歩により、日常生活が、大変便利になり、いろんなことができるようになってきました。しかし、自然から受け取っている様々な恩恵を無視できるほど、現代文明が発達しているわけではありません。逆に、あちこちで、物質文明のひずみが、目立ち始めてきました。 
 その社会を個人の力で変るということは、容易ではありませんが、身の回りから、めっきり少なくなってしまった自然を とりあえず、自分の住まう環境の中だけでも取り戻すことは可能です。また、それが変革の第一歩になるのではないかと思います。
 夜空に輝く星、形を変えながら流れ行く雲、夜明けに薄紫に輝き始める山の端、大地を真っ赤に染めて沈む太陽、風にそよぐ木々の葉々、水面に反射して踊る陽光……
 挙げれば切りがありませんが、私は美しい自然に接しているとき、なによりの充足感を覚え、何かしらそこからエネルギーを得ることができるように感じます。
 住まいに於いても 日々、それらの自然に感動しながら暮らせるような空間を造っていく事が、私の喜びでもあります。外部空間と内部空間を巧く融合させて、自然を肌で感じ取れる空間、こころが生きる空間を住まいの中に造っていきたいと思っております。

 
建築家としての方針は?


単に、住宅という器を設計するだけでは、住まい手にとって本当に気持ちの良い住まいにはなりません。
 ライフスタイルをコーディネイトし、デザインすることこそ本当に大切なことだと思います。
 その地域の特性、敷地自体のもっている様々な条件を読み取り、敷地全体を活かしきったデザインをすること、そして 素材、色、形を伴った空間は人の心や身体に対してとても大きな影響を及ぼすということに心しながら、光の入り方、風の抜け方を考え、空間に心地よい広がりをもたせるよう、外部と内部の空間、そしてそれを繋ぐ空間をデザインしていかなければなりません。 
 そこで繰り広げられる人々の生活が、より豊かで充実したものとなるよう、“四季折々の自然と共生する住まい” を基本テーマに「家に居るときが一番楽しくて、憩える」と感じていただけるような魅力的な住まいづくりを目指しております。 


 

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